生理が来ないと思ったら多嚢胞性卵巣症候群だった話
どうも、こっちゃんです!
プロフィールにも記載していますが、私は現在妊活中です。
今回はその妊活を深く考えるようになったきっかけでもある、私の経験談を書いていきます。
女性だけでなく、男性の方にもぜひ読んでいただきたいです😉
- 生理が1年来ない!
- 多嚢胞性卵巣症候群とは?
- 自分がなぜ多嚢胞性卵巣症候群になったのか
- 妊娠希望の女性は他人事じゃない!?
- 多嚢胞性卵巣症候群と診断されて私がやったこと
- 女性みんなに伝えたい!
- さいごに
生理が1年来ない!
東京の大学に進学し、ひとり暮らしに慣れてきた頃です。
なんかここ最近生理来ないな~とふと思いました。
でも、元々生理不順なとこあったし。
当時彼氏もいなかったので妊娠の可能性もゼロ。
「まぁそのうち生理くるっしょ」「生理無い方が楽だし♪まいっか♪」
なんて思って、私はあまり気にしていませんでした。
が! 生理来なくて1年経過!
さすがにやばいよね・・・と思って帰省した際に母に相談。
婦人科に連れて行ってもらいました。
(婦人科行ったこと無いし、診察で大事な所を見られることへの抵抗もあったし、ひとりで病院行くのが怖かったんです・・・)
そして初めての婦人科。
医者「うん、多嚢胞性卵巣症候群ですね。」
私「え・・・?なにそれ??」
多嚢胞性卵巣症候群とは?
多嚢胞性卵巣症候群は「polycystic ovary syndrome」を略したPCOS・PCOとも呼ばれ、排卵障害の中でもよく見られる疾患です。
通常だと、平均して月に一回卵巣内で卵胞が育ちそこから排卵されますが、この疾患は男性ホルモンが多く分泌される影響で卵胞が育たず排卵しにくくなります。
超音波では、育たなかった小さい卵胞がいくつもぽこぽこ出来て一列に並んでいるのが見えるため、この特徴を「ネックレスサイン」と呼びます。
私はまだ軽度だったのか?このネックレスサインまでは見られなかったです。
自覚症状としては、以下のものが挙げられます。
- 月経不順
- にきびが多い
- 肥満
- 多毛
肥満・多毛はアメリカ人に多く見られるそうで、日本人ではあまりいないようですね。
男性ホルモンが多く分泌されるから毛が濃くなるとか・・・
女性からしたら本当に厄介ですよねー😭
因みに私は、月経不順とにきびが当てはまりました。
にきびは大人になった今でも悩まされていて、皮膚科に通ったりもしました。
皮脂も多い肌質だからにきびが出来やすいかと思ってましたが、でも根本的にはこの病気によるホルモンバランスのせいなんじゃないかと勝手に推測してます。。。😓
自分がなぜ多嚢胞性卵巣症候群になったのか
医者「最近、無理なダイエットとかした?体重10kg以上増えたり減ったり、そんなことはありました?」
私「ダイエット・・・はしてないですね。あ、でも大学進学で東京に引っ越してから10kgくらい太りました。」
医者「うん、急に痩せたりとか、偏った食生活、運動不足とかでなったりするんだよ。」
と言って、病気の詳細が書かれた紙を出して説明してくれました。
私の原因はたぶん、ストレスと急激な体重の増減だったのかなぁ。
高校3年の頃、 大学進学をリアルに考えるようになり、志望大学に行けるか…ひとり暮らし出来るか…友達できるか…とか気づかない内に気負いしていたんだと思います。
それが原因でか、当時は親から心配されるくらいすごく痩せていました。
ご飯も食べれず残していたとか。今じゃ考えられない!笑
東京進学した後、そんな心配もよそに友達と外食ばかり飲み会ばかりで、みるみる太りました!家に帰っても一人で寂しいしっていう理由で。
そんな不摂生な生活のせいで、あんなに痩せていたのにあっという間に+10kg!
顔はまんまるでした。
自分で思い当たる原因はこのあたり。
まぁ未だに明確な原因は解明されていないそうなので、はっきりとは分かりませんが。
妊娠希望の女性は他人事じゃない!?
今ではこの多嚢胞性卵巣症候群は、不妊原因のひとつとして広く知られるようになりましたが、当時の私は病院で診断されるまで、こんな病気があることは知らなかったです。
私も母も初耳でした。
でもこの多嚢胞性卵巣症候群、日本人でも結構多いみたいなんです!
国内では、生殖年齢女性の6〜10%に多嚢胞性卵巣症候群が認められると報告されており、決してまれな疾患ではありません。
ってことは、10人に1人!?
思ったより割合高いですよね!
実際、私の友達にも同じ多嚢胞で通院している子がいました。
(因みにその子は不妊治療の末、今では二児の母です✨)
最近は、矢沢心さんのように芸能人の方でも公表している方もいますよね。
あまり表に出てないだけで、実際は周りに悩んでいる人が結構いるんだなと思いました。
多嚢胞性卵巣症候群と診断されて私がやったこと
私が初めて病院で診断された時は、まだ学生で妊娠希望も無かったため、服用後2~3日で生理が来るという薬をもらって、お医者さんからは「また2~3か月以上生理来なくなったら来てね。」と言われました。
薬で久しぶりに生理を起こさせ、その後も不順ながらにも生理が来るようになりました。
たまに1~2ヶ月来ない時もありましたが、そろそろ病院行った方が良いかなぁと思い始めた途端、生理になるんです。
(病院嫌いだから体が行きたくなかったのかな・・・?笑)
多嚢胞性卵巣症候群は、普通に生活する分には特に支障は無いんですが、妊娠を希望している人には治療が必要になります。排卵がうまく出来ないから・・・🐣
当時お医者さんにも「将来ちょっと妊娠しにくいこともある。」と説明を受けました。
私は将来ちゃんと結婚して子供も3人くらいは欲しい!若いママでいたいから20代前半で結婚できたらいいな!なんて思っていたので、その「妊娠しにくい」の一言は結構ショックでしたね。
基礎体温の記録
そんな私が、お医者さんから言われてまず始めたのが、基礎体温の記録です!
基礎体温とは、体を動かしていない最も安静な状態の体温です。朝目覚めた直後、体を動かす前の状態で測ります。この基礎体温を毎日同じ時間に測定・記録することで、月経の時期や排卵の有無、妊娠しやすいタイミングなど体の状態を把握することができます。
基礎体温は高温期と低温期の二層に分かれ、その差は0.3~0.5℃の間で変動するので、小数点第2位まで測定できる婦人用体温計で計ります。
これをグラフに記録することで、自分の体のリズムが分かったり、生理周期の乱れにも早く気付くことが出来ます。
私は計り始めた最初の方、グラフが結構ガタガタでした。
グラフに毎日手書きで書き込んでいくのは結構面倒な作業ですが、今ではスマホの普及により、体温計とスマホアプリと連動させて簡単に記録できるようなものもあります。
私が長年愛用している体温計&アプリも、また改めて紹介しようと思います。
不妊治療のための貯金
不妊治療というと、知識は無かったのですがかなりお金がかかるというイメージはあったので、将来不妊治療をする可能性が高いから貯金はしっかりしよう!と心に決めたのを覚えています。
大学卒業後は地元の金融関係に勤めたので、知識を活かしこまめに貯金をしました💰
不妊治療の前に結婚費用もいるだろうから、結婚費用だけで無くならない、余裕持てるくらいの額は貯めておこうと。
自分の中では、将来もしお金のかかる人工授精・体外受精などの治療が必要になっても受ける覚悟だし、 そうなった時正社員でバリバリ働けなくなるだろう、旦那の収入だけじゃキツイだろう、なんて結構真面目に考えていたんですね~。
我ながらあっぱれ😆笑
生活習慣の改善
って言っても食生活とかは元々そんな偏食でも無いし、実家に戻ったのでむしろ野菜多めの食事でした。
事務系だったので運動不足の解消に、ジムに通ったり、ベリーダンス習ったりもしました。(どれもあまり続かなかったけど・・・)
あと、タバコは吸わなかったけど、お酒は好きでそれは止めれませんでした。
無理に好きなもの制御しても逆にストレスで駄目だし!なんて思ってたので😂
まぁ、こう見ると生活習慣についてはそんなに変わったことはしてないですが、少し意識するようにはしましたね。
女性みんなに伝えたい!
そんなこんなで、私は結婚して1年2か月経った頃から不妊治療を始めました。
今ではドラマのテーマになったり不妊治療も世間で注目されつつありますが、でも実際に自分が妊娠を望む時にならないと、結局は他人事で、深く考えたりしないですよね。
なので、最低限以下のことをおすすめします😉
女性が妊娠できる確率は、年齢を追うごとに低くなっていきます。
上記でも書いたように10人に1人の割合で多嚢胞性卵巣症候群になります!
また、それだけじゃなく、生理がきちんとある人でも実は無排卵だったってこともあります!
これはなんと3人に1人の割合!?
毎月生理があったとしても、必ず排卵しているとは限りません。実は、働く女性の3人に1人がホルモンバランスの乱れによって無排卵月経の可能性があるというデータも。
学生時代の私みたいに婦人科に行くのが怖いとか、診察や治療ってどんなんだろって不安に思っている方も多いと思いますが、「あの時ほったらかしにしなければ…」「すぐ病院に行ってれば…」なんて後悔するのは嫌ですよね。
まずは自分の体をきちんと知ることから始め、何かあれば手遅れになる前に病院に行ってお医者さんに診てもらいましょう!
さいごに
周りの人に相談しずらい話なので、私もネットで検索魔になりました。
妊活をしている人のブログも見ました。
参考になったし、何より自分だけじゃないと知ると心強い♡です!
なので私も、自分が経験したこと・思ったこと等を今後書き綴っていきますので、ぜひ参考に読んでみてくださいねー😘